生活ガイド
食生活
日本食材は日系マーケットや、韓国系マーケットでほぼ不自由なく揃えることが可能です。また、Whole Foods MarketやTrader Joe’sといったオーガニック系のスーパーマーケットでも米・豆腐や味噌などが入手可能で、これは大都市であることの強みと言えるでしょう。また外食にしても、タイ、韓国、中華、和食などのアジア系をはじめ、国際性豊かなエリアであることを反映して世界各国の料理を味わえるレストランが出店されており、豊かで多彩な食環境が整っています。寿司レストランも非常に多くある上、レベルの高い店も多く、日本にいる頃以上に寿司を食べる機会がある、という日本人学生も少なくありません。
ショッピング
ショッピングセンター
ワシントンDC近郊には数多くの大規模ショッピングセンターが存在します。目的のあるショッピングはもちろん、ウインドウショッピングや食事、映画など、中を散策するだけでも十分に楽しむことができます。代表的なショッピングセンターは次の通りです。
Montgomery Mall
North Bethesdaにあり、Macy’s、JC Penny、Nordstromといったデパートをはじめ、200件以上の店舗が入っているメリーランド州最大のモールです。洋服、靴、雑貨、子供のおもちゃ、電化製品等、お手頃価格の物から高級品まで幅広く揃っています。ここにくれば欲しいものは大抵見つかります。
Tysons Corner
お手頃価格の物を扱うTysons Corner Centerと、高級品で埋め尽くされたTysons Corner Gallariaを総称して言います。ワシントン地域の一流ショッピングモールで、国内最大級のモールの1つ。ノードストーム、メーシーズ、LLビーン、ロード&テイラー、ブルーミングデールズ、AMC映画館など、300店以上の店やレストランが内在します。
Leesburg Coner Premium Outlet
約110の店舗には、コールハーン、コーチ、ケートスペード、バーニーズ・ニューヨーク、バーバリー、サックス・フィフス・アベニュー、ウィリアムソノマ・アウトレットなどがあります。アウトレットの雰囲気は御殿場、りんくう等日本にあるプレミアムアウトレットと似ており親近感を覚えます。
Potomac Mills
現在アメリカで主流のプレミアム系とミルズ系のアウトレットのうち、後者の元祖ともいうべき存在です。店舗数は200以上を数え、アバクロ、フォーエバー21、ビクトリアズシークレット、ニーマンマーカス、ノードストーム等、プレミアム系とは異なる店並びが魅力的です。
専門店
ショッピングセンター以外にも、目的に合わせた専門店が数多く存在します。
IKEA
日本でもおなじみの巨大家具屋ですが、こちらではアイケアと発音されるため一瞬戸惑います。メリーランド大学からRout1を北上し10分くらいのところにあります。日本に比べても安いので、短期間の留学中の家具として使用している人が多くいます。ただアメリカでは家具のサイズが大きいので、購入の際は車での運搬の可否を考慮する必要があります。配送の場合、比較的高い送料がかかり、また配達もいい加減であるため注意が必要です。
Best Buy
街中のあちこちに見かける家電量販店です。電化製品一般が取り扱われ、TV、プリンター、電話などをセットアップ時に用意するには最適です。なお、薄型液晶TVは日本の価格の半分程度で購入できます。ブロードバンドの申し込みもできますが、マンションによってはVERIZON等会社を指定しているところもあるので、事前にLeasing Officeで確認した方が良いでしょう。
Bed, Bath & Beyond
Gallery Place, Columbia HeightsやRockville pikeにあり、風呂やトイレ周りの雑貨、掃除機、食器などが購入できます。日本にはないアイデア商品やセンスの良いグッズも多く、ウインドショッピングだけでも楽しめます。アメリカでは大半の風呂のシャワーが固定式でホースがついていないため、日本のようにやわらかい長い管をつけるキット等を購入する必要がありますが、ここでは種類も多く比較的安価で入手することが可能です。
TARGET
Wall-Martと同じカテゴリーに入る小売店。簡単な電化製品や収納ボックス、洗剤、服、靴等の生活必需品が比較的安価で購入できます。写真の現像などのサービスも提供しており、生活グッズについてはほぼ全てを網羅しているといっても過言ではないでしょう。生活セットアップには欠かせないショップです。
アメリカの生活に欠かせない自動車を運転するためには運転免許が必要です。酒を買ったりクレジットカードを使ったりするときに身分証明証の提示を求められるため、パスポートをいちいち持ち運ばなくてすむのも運転免許証を持つ利点となります。また、アメリカ国内線に乗る時も身分証は必須となるので、紛失の危険性も考慮すれば早期の免許取得をお勧めします。メリーランド州については、とりあえず日本で発行された国際免許証が使えますが、メリーランド州の住民になってから60日以内にメリーランド州の運転免許証を取得しなければならないことになっています(60日以内に必要な書類をそろえるのは困難なため、60日を超過しても実質上黙認されている模様)。メリーランド州の免許取得に関する情報はMVAのサイトを参照してください。
※2016年1月より、メリーランド州に居住する日本人を対象とした運転免許互換制度(日本の運転免許証を保有していれば、試験なしでメリーランド州の運転免許証が発行される)が開始となる予定です。