こんにちは、1年生のSです。あっという間に秋学期が終わり、12月も過ぎ去りました。
メリーランド州は気温がぐっと下がり、これまで東京では体験したことのない寒さに驚いております。
さて、今回は私が11月末に参加したデータアナリティクス&テクノロジークラブ(DATC)主催のケースコンペティションについて書いてみたいと思います。
ケースコンペティションからの学びについては、こちらの過去記事が、ケースコンペティションの具体的なプロセスについては、こちらの過去記事をご覧ください。
私が参加したケースコンペティションのテーマは、データアナリティクスに関するもので、2018年のサッカーワールドカップの優勝チームを予測するという内容でした。数万件に及ぶ属性付きの選手データが与えられ、目的に対して有効と考える分析枠組みを考え、実際にプログラムを書いて分析を行い、プレゼンテーションを行うという流れでした。分析手法や使用する分析ツールなどは、参加者が自由に選択できるので、各チームの分析結果は全く異なるものになっていると思われます。(公平を期すためか他チームの最終プレゼンは見られませんでした)
最終のプレゼンテーションの質疑応答では、専門的な分析の内容やその精度に関する詳細な質問をされたり、Tableauという最新のテクノロジーを活用して、分析結果をビジュアライズすることで追加の評価ポイントを獲得できたり、DATC主催らしいケースコンペティションでした。
約5日間の短期間の中で、授業の課題をこなしながら、データ分析を行うことは非常に大変でしたが、メンバーがそれぞれの強みを活かして役割を分担して進める良い練習になりました。また、1年生100人は、50人ずつの2つのトラックに分かれて授業を受けているのですが、私は異なるトラックのメンバーとチームを組んでケースコンペティションに参加したため、普段とは異なる同級生と話す機会を作れたことも非常に有意義でした。
ちなみに、ケースコンペティションの結果は、MSITのチームが優勝、我々のチームは2位でした。2位の特典として、4月に他大学が主催するビジネスアナリティクスをテーマにしたケースコンペティションに参加できることになったので、今回の反省を活かしてさらに良い結果を求めて頑張りたいと思っています